細径硝子管自動カット機は、ワーク(細管)をベッドへ手動にて並べ、後端ストッパーに整列した後、自動運転に入ります。最初にヘタのカット、その後は製品カット寸法でカウントされた回数分切断されていきます。製品カット終了後、ワークはチャッキングされたまま後退し、最終ヘタをシュートに落とします。カットされた製品はベルトコンベヤーを取り付けることにより順次搬送されて行くことができます。


この機械は、カット寸法精度が高く、切断面が綺麗です。多量の製品の切断ができ、切断長さの切替も簡単に行なえます。高精度、高品質、高能率が期待できる最新の機械です。カッター及び切断ロールの前後、上下はマイクロメーターにより、簡単に微調整が可能です。


硝子管外径 φ2.4~4.0  肉厚 0.2~0.5  カット長 50~
φ2.4で、125本  φ3.0で、100本  φ4.0で75本  ベッドに整列


1サイクル 15秒(管径、肉厚により変化)
生産能力はワークの供給時間(手動)、切断回数(切断長)、整列本数(管径)により異なります。



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細径硝子管グレージング機(口焼機)は、ワーク(細管)をホッパーへ手動にて投入し、整列した後、ストッパーに合わせ管端を揃えます。その後は、V溝送りローラーによる搬送で1本ずつ供給されていきます。最初に片側端の口焼き、その後は管径により2段から5段目までバーナーにて口焼きを行います。片側口焼き終了後、ワークは1本ずつ流れて行き、冷却され移行します。口焼きされたワークは、続いて反対側口端面の口焼き、冷却を行い、排出部へ移行していきます。


この機械は、ワークの長さ変更が簡単に行え、多量の製品の口焼きができます。高精度、高品質、高能率が期待できる最新の機械です。


硝子管外径 φ2.4~4.0  肉厚 0.2~0.5  製品長 270~1900
φ3.0で、3300本  供給ホッパーにストック


1サイクル 0.6~1.2秒


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